用語解説

第71回:WWW(ダブリュダブリュダブリュ)

WWW(World Wide Web)

WWWとは、インターネットにおいて標準的に用いられているドキュメントシステムで、もっとも多く利用されているサービスでもあります。World Wide Webを省略してWWW、もしくは単にWebと呼びます。

WWWにおけるドキュメントは、HTML(Hyper Text Markup Language)という言語によって記述されています。このドキュメントを公開しているのがインターネット上に点在するWWWサーバで、各コンピュータはWWWクライアントとしてこのサーバにアクセスし、WWWブラウザと呼ばれるアプリケーション (Apple社のSafariや、Google社のChromeなどが有名)を使って内容を表示します。

HTMLによって記述されたドキュメントは、ハイパーテキスト構造となっており、文書間のリンクを設定したり、文書内に画像や音声、動画といった様々なコンテンツを表示させることができます。このリンク機能によって、WWW上のドキュメントは相互に連結可能です。このリンクを次から次へと辿ることで、1つのページを起点としながら、世界中のドキュメントを区別なく閲覧していくことができるわけです。

World Wide Webという名前の由来も、そうした「ドキュメントのリンクが張り巡らされた構造」をクモの巣 (Web) に例えたところからきています。

関連用語

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