用語解説

第13回:ノード

ノード(node)

ネットワークに接続されているネットワーク機器や、ネットワークの接続ポイントを総称して「ノード」と呼びます。ネットワークに接続されたコンピュータはもちろん、集線装置であるハブ、ネットワーク間を接続するルーターなどもすべて「ノード」です。

ノード(node)という言葉を辞書で引くと、「集合点」「節」といった意味を持つことがわかります。つまり、ネットワークケーブルの接続点や分岐部分といった箇所がノードという意味になるわけです。実際にはネットワーク上に接続されている機器といった意味合いで利用されていることがほとんどなので、たとえば10ノードと言った場合には、ネットワーク上に10台の機器が接続されているということを示します。そのため、「ネットワーク上に存在する機器」はすべてノードだと覚えてしまえば良いでしょう。

ネットワークの用語をひもといた時には必ず目にする言葉であり、耳慣れないために難解な印象を受ける用語の1つでもあります。しかし、ネットワーク上でパケットをやり取りするのはコンピュータに限らず、ハブやルーターといった機器に対してもやり取りがなされるために、それらを総称する言葉として用いているにすぎません。

「ノード間でパケットを送受信する」と言った場合には、ネットワーク上の機器間でパケットがやり取りされるという意味ぐらいに捉えれば良いでしょう。

関連用語

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