用語解説

第57回:バス型LAN

バス型LAN(bus network)

バス型LANとは、ネットワークの接続形態を示す用語の1つで、バスと呼ばれる1本のケーブルにコンピュータを接続する方式がバス型LANです。1本のバスに各コンピュータが接続される形態から、この名前が付いています。

Ethernetの10BASE-2や100BASE-5において用いられる形態で、ケーブルの両端にはターミネータと呼ばれる終端装置が取り付けられています。これはバス内を通過する信号が、両端で反射して雑音となってしまうことを防ぐためのものです。

この方式では、バス上を流れるパケットはすべてのコンピュータに届けられ、本来の宛先以外となるコンピュータではそのパケットを破棄します。パケットを中継する必要がないために、バスに接続されたコンピュータが故障しても、他のコンピュータに対して影響を与えることはありません。

ただし、接続されるコンピュータの台数が増えてくると、通信量の増加にともなって「コリジョン」というパケットの衝突が発生するようになります。この場合、Ethernetでは適当な時間を空けてパケットを再送することになりますが、あまりにもコリジョンが多発してしまう場合にはネットワークの効率が悪化しすぎるため、実用に耐えがたいものとなります。

関連用語

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