用語解説

第45回:NetBIOS(ネットバイオス)

NetBIOS(Network BIOS)

NetBIOSとは、Network Basic Input/Output Systemの略で、日本語にすると「ネットワーク基本入出カシステム」となります。その名の通り、ネットワークサービスを利用するための基本的な入出力を定義したアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)です。

もともとはIBM社が提唱したもので、NIC上に実装されたプログラミングインターフェイスがはじまりです。ネットワークサービスを利用するプログラムは、このインターフェイスをプログラムから呼び出すことによって、ファイル共有やプリンタ共有といった機能を実現するわけです。OSI参照モデル第4層のトランスポート層に該当するサービスが提供されており、Windows NT 4.0までのMicrosoftネットワークは、このNetBIOSによって実現されています。

NetBIOSでは、コンピュータを識別するためにNetBIOS名という16バイトの名前を用います。そのため、NetBIOSを利用したネットワークでは、各コンピュータに対して同じNetBIOS名を付けることはできません。

当初は、NetBEUIというネットワークプロトコル用のトランスポート層インターフェイスでしたが、現在はインターネットなどTCP/IPを用いるネットワークが普及したことにより、他のプロトコル上でもNetBIOSのインターフェイスが提供されています。特にTCP/IPをベースプロトコルとして動作するNetBIOSを、NBT (NetBIOS over TCP/IP)と呼びます。

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