用語解説

第81回:SNS(エスエヌエス)

SNS(Social Networking Service)

ユーザー同士のつながりに主眼を置いたコミュニティサービスの総称がSocialNetworking Service(ソーシャルネットワーキングサービス)=SNSです。Social(ソーシャル)とは、「社会的」「社交的」という意味を持ち、参加者が互いに何らかの関係性を持つことで、ネットワークを拡大していくところに特徴があります。

インターネットの世界では匿名性が重要視されますが、初期のSNSでは非匿名性が重要視されていました。これによって現実社会のつながりをそのままサービス内に持ち込み、「友達の友達はみな友達」というように交流を広める一助としていたのです。この時期は、参加するために既存会員からの招待を必要とすることが多く、会員制サービスといった趣でこれが認証の役割を果たしていました。

SNS内では、簡易ブログ的な機能を内包することが一般的です。ユーザーはプロフィールや写真を公開したり、簡単な日記を発信したりすることで、互いのコミュニケーションを促進し、コメントを送り合うなどしてつながりを育てます。

現在はユーザーに対して直接声を届けることのできる情報発信ツールとしても価値が認められており、各企業や各国政府機関など、様々な場面でSNSの活用が進められています。

関連用語

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